母子家庭で家を建てるときに「借りすぎてしまう」ケースには、いくつか共通パターンがあります。特に収入が一馬力であることが大きなリスク要因になります。
よくある「借りすぎ」ケース
① 今の収入だけでフルローンを組んでしまう
- 児童手当や養育費も含めて年収換算してしまう
- ボーナス前提の返済計画にする
- 「今は払えているから大丈夫」と判断する
👉 児童手当は将来終了しますし、養育費も不安定なことが多いです。
銀行が貸してくれる額=無理なく返せる額ではありません。
② 教育費ピークを考慮していない
子どもが小さいうちは余裕があるように感じますが、
- 中学~高校
- 大学進学(私立・一人暮らし)
ここで一気に支出が増えます。
住宅ローン+教育費が重なると家計が破綻しやすいです。
③ 将来の働き方の変化を見込んでいない
母子家庭では、
- 子どもの体調不良で仕事を休む
- 転職・勤務時間短縮
- 自分の体調不良
など、収入が下がるリスクが比較的高めです。
「今のフルタイム収入がずっと続く前提」は危険です。
④ 「家賃と同じくらいだから大丈夫」と考える
よくある営業トークですが、
家賃と違い、
- 固定資産税
- 修繕費
- 火災保険
- 設備交換費(給湯器・屋根など)
が別でかかります。
結果的に実質支出は家賃より高くなるケースが多いです。
⑤ 実家の援助を前提にしてしまう
- 親が助けてくれる前提
- 祖父母が面倒を見てくれる前提
将来その支援が続く保証はありません。
⑥ 「子どもに安心を与えたい」という気持ちで背伸び
母子家庭の場合、
「子どもに我慢させたくない」
という気持ちが強くなりがちです。
その結果、
- 広い家
- 人気エリア
- 新築注文住宅
を選び、予算オーバーになるケースがあります。
借りすぎの目安
母子家庭の場合、特に安全圏を意識するなら:
- 住宅ローン返済は 手取りの20~25%以内
- 養育費・児童手当は返済計画に入れない
- 教育費積立をした上で余裕があるか確認
がひとつの目安です。
こんな状態は要注意
- 貯金がほぼゼロで家を建てる
- 頭金なしで諸費用もローンに入れる
- 変動金利ギリギリで組む
- 毎月ほぼ貯金できない
